徒然日記

コミックファンタジーは年二回しか出ないから、忘れられないようにみんなで日記を書くよ。
(交代で週1回を目標に頑張るのでヨロシクね)

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2016.08.11 Thursday

至高のエロス


   イタガキノブオさん、「キネマ🌟エロティカ」の上梓おめでとうざいます! 習志野の病院にお見舞いに伺ったのが2009年5月でした。以来7年余り、復帰お待ちしておりました。

 本書は、96年10月に偕成社から刊行された「キネマ🌟ルナティカ」の姉妹編。

 「🌟ルナティカ」は、版元が児童書の偕成社であり、主な掲載誌が「コミックFantasy」という制約があって抑え気味でしたが、「🌟エロティカ」は発表誌が「ガロ」「ビザールマガジン」であり(コミックFantasyからも1編入っていますが)、真に伸びやかに隠微にエロスが描かれています。

 浮世絵の木版画のような流麗な線で、トーンを一切使わないコントラストの強烈なモノクロ画面は西欧の銅版画を思わせます。この画風と抜群の画力が、きわどいエロスを気品あるアート作品に仕上げています。

 人間のセックスも、他の哺乳類のそれと変わるところはないのですが、唯一絶対的な相違は、愛を源泉とするイマジネーションで豊饒絢爛な夢世界を二人の秘密の共同作業で作り上げるところです。アートは比喩、暗喩を駆使してエロスを表現しようとします。直喩で表現すると、ポルノになってしまいますが。

 「キネマ🌟エロティカ」でエロスの桃源郷に陶然と遊ばせていただきました。

 アーティスト「イタガキノブオ」はもっともっと世に知られるべき存在だと思います。

 

 

 

 


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