徒然日記

コミックファンタジーは年二回しか出ないから、忘れられないようにみんなで日記を書くよ。
(交代で週1回を目標に頑張るのでヨロシクね)

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2014.08.18 Monday

『思い出のマーニー』


昨日、『思い出のマーニー』を観てきました。
とても分かりやすくファンタジー童話といった感じで、
小学生の時観ていたら
好きになっていたのではないかと思いました。
ただ、その分かりやすさの陰に隠れるように、
「マーニー像」がずれた形でいくつも重なっているところが、
ファンタジーと現実の関係を示しているようで
面白かったです。

廃墟のお屋敷に突然現われる
(恐くはないけれど)幽霊のようなマーニー。
主人公の杏奈が空想でつくりあげたというマーニー。
実際に日記を残していたマーニー。
マーニーが以前住んでいたお屋敷に
引っ越してきた彩香が杏奈をマーニーだと勘違いしたこと。
子供の頃一緒に遊んだことがあるという久子の語るマーニー。
久子の語るマーニーには二通りあり、
マーニー自身が望んだ理想の自分として久子に語ったマーニーと、
実際のマーニーおよびその後のマーニー。
そして、杏奈の記憶の中のマーニー。

この話は、マーニーと杏奈の二人(間に一世代抜けた二つの世代)の
希望(空想)と現実と記憶とが
ほとんど同じ重みを持って現われたものだと思いました。
彼女らを隔てている時間の奥行きを埋めるために、
パズルのピースのような、平面的ないくつもの部分を
繋ぎ合わせていくような感じです。
ただし、どこからが記憶でどこからが現実かは判然とせず、
少女特有の空想と不安とがパズルの繋ぎ目を
自由に変形させているところが面白かったです。

次の日記当番は、奇観鳥さんです。
よろしくお願いします。
 

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